介護派遣には、以下のようなメリットがあります。一つ目は、「正社員より稼げる」。たいていの業種では、非正社員より正社員のほうが高収入です。それは、ボーナスがあるからです。
しかし、介護業界の正社員はボーナスがないことが多く、初任給自体も低めです。正社員の一般的な年収は250万円ほどですが、派遣社員は300万円くらいで、さらに夜勤に入ると400万円強にもなります。二つ目は、「残業代が付く」。この業界では、残業が付き物です。
しかし、正社員だと残業代が付かないという施設が大半ですが、介護派遣は時給制なので、残業した分もきっちりお給料になります。三つ目は、「シフトを自分で決定できる」。職場を選ぶ段階から、「この月は多めに休みたい」「週三日だけ働きたい」「夜勤だけ入りたい」など、好きな働き方を選ぶことができます。正社員のように施設の都合に合わせた働き方を強いられたりしないので、プライベートの時間を確保できますし、資格取得に励むこともできます。
四つ目は、「働く場所を選べる」。契約期間ごとに、働く場所を選択できます。例として、資格を取るために何ヵ月か専門学校に通わなければならないという時でも、事情を伝えれば専門学校の近くの施設で働くことができます。五つ目は、「正社員を目指すこともできる」。
「紹介予定」という形で働けば、実際に職場の雰囲気などを確かめたうえで、期間満了後に正社員として働くこともできます。